オリーブオイルの種類はいくつある? その違いは?

オリーブオイルの種類はいくつある? その違いは?

オリーブオイルの種類は3つ

お近くの販売店では、エキストラバージンオリーブオイル、バージンオリーブオイル、オリーブオイルの3つの商業カテゴリに分かれた、または種別化されたオリーブオイルが陳列されています。

これらは一価不飽和脂肪酸を多く含んでおり、極めて健康的な食品で、健全な食生活を送るために不可欠といえるでしょう。

ここでは3つのオリーブオイルについて説明します。

オリーブオイルの種類

オリーブオイルの種類の違いは、その製法にあり!

エキストラバージンオリーブオイル、バージンオリーブオイル、オリーブオイルの大きな違いは、その製法です。

オリーブの実をしぼっただけの状態のオイルを「バージンオリーブオイル」と呼び、その中でも香りや成分の基準を満たした最高品質のものを「エクストラバージンオリーブオイル」と言います。

オリーブオイルと呼ばれるオイルは、しぼっただけのオイルを精製して香りや味のない「油」の状態にし、これに「エクストラバージンオリーブオイル」あるいは「バージンオリーブオイル」をブレンドしたものです。

以下でさらに詳しくみていきましょう。

オリーブオイルの種類

エクストラバージンオリーブオイル

100%のオリーブジュース。

このオリーブオイルは、オリーブの実の最適な成熟時に収穫されたものを使用し、機械的なプロセスからのみ精製されたオイルです。

このエキストラバージンオリーブオイルは、欠陥のない最上級の品質であるため、優れた味わいと香りを合わせ持った、味覚のハーモニーを奏でるオイルです。

また、エキストラバージンオリーブオイルは一価不飽和脂肪酸の含有量が多いうえ、オイルに含まれるポリフェノールやビタミンEなど天然の抗酸化剤の役割を果たす栄養素も含むことから、心血管疾患を引き起こす要因のひとつである、コレステロールを減少させる力を発揮します。

このカテゴリの油は、単一品種(オリーブの品種の特性を最も明確に味わえるよう、1種類のみのオリーブから抽出されたもの)と、クパージュ(異なる割合で異なる品種のオリーブをブレンドされたもの)があります。

バージンオリーブオイル

こちらも100%のオリーブ果汁から精製されており、香りと味わいの顕著な特徴を合わせ持っています。

ただし、このオリーブオイルは、エキストラバージンオイルほど卓越したレベルには達しません。

共通して、抗酸化物質と一価不飽和脂肪酸を多く含みます。

 

【オリーブオイル基礎知識に関するおすすめ記事】

【オリーブオイルと健康・美容に関するおすすめ記事】

 

【オリーブオイルの使い方に関するおすすめ記事】

オリーブオイル

精製されたオリーブオイルに、エキストラバージンまたはバージンの混ぜる比率を変えてブレンドしたオイルです。

ノーマルタイプのオリーブオイルは、バージン、エキストラバージンオイルに必要な高い基準値に達しなかったバージンオイルから精製されます。

それぞれに共通するのは、健康的な食生活に欠かせない食品であることと、一価不飽和脂肪酸の含有量が多い点です。

 行とさまざまな色合いのオリーブオイルのボトル

おススメ関連記事