オリーブオイルはとてもユニークな食材です。オリーブオイルの知識を深め、五感を駆使して表情豊かな地中海文化の核心に触れてみてください。

エキストラバージンオリーブオイルのテイスティングは、食品の香りや風味を探る楽しくて興味深い方法として、食を探求する人々のあいだで、ますます浸透しています。

特にスペインは、オリーブオイルのバラエティに富んでいる(260種以上におよぶ、オリーブの品種がある)ことから、各品種によって、それぞれの個性と風味がオリーブオイルにもたらされるため、テイスティングも貴重な経験のひとつと考えられています。その上、品種が同じオリーブでも、栽培されている地域によって味わいや香りが違います。また、オリーブ収穫時の成熟度や気候条件は、完成品に影響を与えるものでもあります。

テイスティングの工程を通じて、各バージンオリーブオイルの特性や個性を知ることが出来ます。

エキストラバージンオリーブオイルの香りは、試飲グラスを手にとった際に、軽く体温で温めることで、テイスティングがしやすくなり、野の香り(刈りたての草、りんご、グリーンアーモンド、トマト、イチジクなど)との比較が容易になります。。また、味わいに関しては、口に少量含むことによって、エキストラバージンオイルの味わい(フルーティーな味わいから、苦み、または辛みへと移る感覚)がそのほかの要素と共に感じることができます。

どのようにテイスティングをすればいいのか……? 一般的に、まずは舌の先端で味わい、その後、連続的に口に空気を含ませ、口から喉へとオイルを運びます。また、二つの異なるオイルを試飲する際は、小さく切られたパン1つや青リンゴを口にふくみ、口の中を中和させてから次のオイルを試飲します。

また、オリーブオイルの色合いは、製品の品質を表すものではないという事を明確にしておく事が大切です。この為、専門家が評価をする際には、オイルの色を評価項目に入れないよう、試飲は深い青色のグラスで行われます。

オリーブオイルのテイスティングに使用される用語は、ワインのテイスティングを思い起こさせます。良質なオリーブオイルは、調和のとれた香り高いものでなければなりません。一般的に使用される専門用語は「フルーティー(若いもの/熟しているもの)」、「スパイシー」、「ビター」、「スイート」などが挙げられます。「草」や「緑の葉」などの用語も使われるほか、例として「アーティチョーク」や「トマト」などの野菜や、「アーモンド」「リンゴ」「バナナ」など果実の名前が使用されることもあります。 テイスティングはオリーブオイルについて学ぶ、一番の近道です!